2016年8月18日木曜日

Desktop Stationとシリアル通信

Desktop Stationハードの面白さは、PCと簡単に連携できるインターフェイスが始めから用意されている事だと私は思います。Desktop StationからもオリジナルのWindows用ソフトDesktop Stationが用意されています。(同じ名前なので間違いしやすいかもしれません。)

そのハードの一つDCCMM2シールドとシリアル通信のテストをしてみました。
※Aruduinoには、 DSGateway.inoのスケッチをロードしておく必要があります。

シリアル通信のソフトを書く必要がありますが、私は、Node-REDをWindows 10に、インストールして使用しました。

今回のFLOWは、以下の通りです。


左側のCOM4が、Serial Inputノードで、Arduino/DCCMM2シールドからのシリアル通信を受信しています。設定は、以下の通りです。


これから分かるように、DSGatewayは、115200bps 8bit noneparity 1 stopで通信しています。
左側のした二つは、Injectノードで、DSGatewayへのパワーコマンドをセットしています。
PowerOnコマンドの設定は、以下の通りです。



この様に、Payloadに、コマンドをセットし、右側のCOM4へ送信してあげれば制御できますが、コマンドの区切り文字を付加する必要があります。それが、真ん中のFunctionノードです。設定は、以下の通りです。


Node-REDは、ブラウザー上の開発環境が、そのままWEBアプリケーションになります。この例では、Injectノードの、「PowerOn」「PowerOff」をクリックすることで、レールへのパワーの制御が可能になります。同様の方法で、各種のコマンドを送る事で、簡単に制御出来ます。

この実験から分かる様に、DSGatewayは簡単にシリアル通信を使用して制御が出来ます。今回は、Windows 10/Node-REDを使用しましたが、シリアル通信さえ出来れば、IchigoJam等からでも制御が出来ます。

今日は、ここまでですが、次回は、Node-REDにScratchとの通信をさせて、ScratchからDCCを制御する実験をして見たいと思います。

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