DSpiを使う準備

このBlogでは、Raspberry PiとDSpiを使ってDCCを制御する方法を一つのテーマとしています。Raspberry Piに不慣れな方にとって、動くするようにするまでの手順は、理解しにくい面も多々あると思います。このページでは、取り敢えず、Raspberry Pi/DSpiでDCC車両を、動かすまでの手順を示します。

動作確認済み環境:Raspberry Pi 2 Model B/NOOBS_V_1_9_2
現時点で、DSpiは、5Vの供給電流の問題がある為、Raspberry Pi 3で使用する場合には、DSpiの5VをRaspberry Pi側へ供給しないように改造し、Raspberry PiとDSpiの電源を個別に供給する必要がありますので、ご注意ください。

初めの一歩
先ず、Raspberry PiにNOOBSをインストールします。インストールの方法に関しては、多くの情報がありますので、他のサイトならびに、ラズパイ・マガジン等を参考にしてください。個人的には、ラズパイ・マガジンの「簡単OSインストールと初期設定」の記事が解りやすいのではないかと思います。

次は・・
取り敢えず、DCCを運転を開始するには、Desktop StationさんのDSpiのページにあるNode.jsのサンプルが便利ですが、インスールする前に以下の環境の準備が必要です。
1 Node.jsのバージョンアップ
2 Node-REDのバージョンアップ
3 rpioのインストール

Node.js/Node-REDのバージョンアップは、以下の手順です。
sudo apt-get remove nodered↩️
sudo apt-get remove nodejs nodejs-regacy↩️
curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_6.x | sudo bash -↩️
sudo apt-get install -y build-essential python-dev python-rpi.gpio nodejs↩️
sudo npm cache clean↩️
sudo npm install -g --unsafe-perm node-red↩️

rpioのインストールは、以下の手順です。
npm install rpio↩️
sudo su↩️
cat >/etc/udev/rules.d/20-gpiomem.rules <<EOF↩️
SUBSYSTEM=="bcm2835-gpiomem", KERNEL=="gpiomem", GROUP="gpio", MODE="0660"↩️
EOF↩️

これで準備が整いましたので、前述のサンプルをダウンロードして、Raspberry Piの適当なフォルダーに展開して、そのフォルダーに移動後、
sudo node dsgw.js↩️
でプログラムを起動します。

webアプリケーションですので、起動しているRaspberry Piのブラウザーからアクセスする場合には、
http://localhost:8124/
からアクセスします。他のPCからアクセスする場合には、Raspberry PiのIPアドレスで以下の様な感じでアクセスします。
http://192.168.1.10:8124/


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